Q 何回くらいの治療が必要ですか?

A 初発のギックリ腰や軽い寝違いなどであれば、一回の治療で多くの場合、改善します。

お悩みの症状がある程度慢性的であれば、最初の一か月に4~5回程度の治療を受ければ多くの場合、改善が見られます。

Q どのような症状が良くなりますか?

A 何かしらの症状があれば、鍼灸治療の適応となります。
特に治療効果が高い疾患については「鍼灸の適応症」のページをご覧ください。

Q どのくらいの頻度の通院が必要ですか?

A 症状の程度にもよりますが、最初は週に1~2回の通院がおすすめです。

症状が安定すれば月に一回でも十分です。

Q どのようなはり治療をしますか?

A トリガーポイント鍼や電気鍼を多く使います。また、経絡治療(日本式の鍼灸治療)や高麗鍼(韓国式の手指鍼)など、多種類のはり治療法を行っているため、様々な症状に対応することができます。

はりの刺激が苦手な方には「刺さないはり治療」も行えます。刺さないはり治療は「接触鍼」と呼ばれ、治療用の金属を皮膚に接触させ、皮膚の感覚を利用して痛みを緩和する治療法です。皮膚に金属を優しく接触させることで、経絡の流れを正し、心地良く症状を改善します。夜驚症や夜泣き、引きつけ、夜尿症などの小児疾患を治療する目的で多く使用されます。

Q 施術は、はり治療ときゅう治療以外のことも行いますか?

A 当室は、鍼灸の専門の治療室なので基本的には、はり治療ときゅう治療が主体になりますが、鍼灸治療が苦手な方には、指圧などの手技を主体とした治療を用いて症状の改善を目指していくこともできます。
鍼灸治療において、はりを刺したり、きゅうを据えたりするツボを決定する際に「打診(だしん)」という技術を用います。
 治療を過不足なく行うために、問診や整形外科的な検査法や触診で身体の状態を把握します。大枠で治療すべ部位を特定したのちに、さらにmm単位でツボを選別する際に指圧を加えます。これは、筋肉の硬さや皮膚の状態、冷えや熱を持っているかなどを総合的に判断して、はりの指し方や刺入深度、きゅうのすえ方やきゅうの火力を詳細に決める最終的な検査で、打診と呼ばれます。
この打診という技術だけを切り取って治療法として確立させたのが、指圧療法です。
ツボの性質によって、鍼灸の刺激が最適の場合と手技の刺激が最適の場合がありますが、患者様が望む治療法で症状の改善に取り組んで頂けるのも当室の特徴の一つです

Q 妊娠中でも治療をうけられますか?

A 基本的には妊娠初期から治療を受けられます。

不安な方は産婦人科医に相談するか、安定期(妊娠5~7か月)に入ってから治療を始めてもかまいません。

逆子の解消や安産を目的として鍼灸治療を受けられる方も多くいらっしゃいます。妊娠中の肩こりや腰痛も是非ご相談下さい。

Q 着替えは必要ですか?

A 当室にて上下のお着替えをご用意しています。お着替えをご持参なっても問題ありません。

また、お着替えをしたくない方には工夫して治療を致しますので、ご希望をお伝えください。

Q 健康保険は使えますか?

A 健康保険は扱っておりません。当室は自由診療となります。

Q 予約制ですか?

A 完全予約制です。お電話にてご予約をお願い致します。

Q 鍼灸治療の副作用はありますか?

A 慢性的に疲労していた筋肉が鍼灸で刺激されると、筋肉に蓄積されていた老廃物が血液の中に流れるため、だるさが生じる場合があります。一時的に痛みが増す方や筋肉痛のような症状が出る方もいますが、治療を受けた翌日には消失する例がほとんどです。他には、微量の出血、眠気などが出る方もいます。

副作用が不安な方には、刺激が少ない鍼灸治療でも症状を十分に改善できますので、是非ご相談ください。

「山下仁ほか 医学のあゆみ 鍼灸の副作用196:765-767、2001医歯薬出版」に掲載されたはり一本の刺鍼あたりの副作用の発生率です。

疲労感 倦怠感    8.2%

微量の出血      2.6%

眠気         2.8%

刺鍼時痛       0.7%

症状一時悪化     2.8%

皮下出血       0.3%

刺鍼掻痒感      1.0%

治療後の刺鍼部痛   0.1%

めまい ふらつき   0.8%

皮下血腫       0.1%

気分不快 吐気    0.8%

置鍼中の疼痛・不快感 0.03%

頭痛         0.5%

Q 鍼灸治療でのリスク、医療事故はありますか?

A はりを深く刺し過ぎて、肺に穴を空けて気胸になることがあります。はりが折れて体内に残ってしまう事故が起きる場合もあります。刺鍼部位の消毒が不十分だと、細菌が入って蜂窩織炎などの化膿性炎症が起きたり、はりの消毒が不十分だと肝炎になったりすることもあります。また、神経を傷つけてしまうと神経障害が起こるケースが報告されています。

当室でのはり治療では、セイリン社のステンレス製の使い捨て鍼灸針を使用しています。ステンレス製のはりは、極めて耐久性に優れており、折れにくい鍼灸針です。また、使い捨てなので、はりの消毒不良が起きません。さらに、セイリン社製の鍼灸針は、神経を傷つけないようにはりの先端が丸く作られているため安全です。

また、リスクを回避するよう十分な知識と経験を積んだ鍼灸師が施術を行っていますので、安心して治療を受けられます。